SSブログ

男波、女波 伊良湖岬 [旅行記]

愛知県の渥美半島突端、伊良湖岬は、バードウォッチャーの間では
鷹の渡りを見る場所として有名です。

ここにあげた二枚の写真はどちらも同じ日、ほぼ同じ時刻に
伊良湖岬から撮影したもの。

岬の両側で、こうも違うのかというぐらい様相の違う海です。
男波、女波(おなみ、めなみ)という言葉がありますが
そんなことを思い出させますね。

19851014_伊良子岬の東側.jpg
伊良湖岬から南のほうを見ると、雲の間から射し込む日差しに海面がキラキラ

19851014_伊良子岬の西側.jpg
北西の伊勢湾側は波が高く翻弄される漁船が見えます。
港に帰ってくるところでしょうか。

どちらも1985年10月14日




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

北海道 灯台いろいろ [旅行記]

いつものことですが、毎回なんの脈絡も無い内容ですいません。
読んでくださる方がいるのが不思議です ←自分で言うな

古い写真から

19850821_利尻島ペシ岬.jpg
利尻島、ペシ岬灯台

下を行くのは東日本海フェリーかな
フェリーと灯台の大きさの比較から、灯台が高いところにあるのがわかります。
地図で調べたら海抜60mぐらい。

ところで、どうしてこんなところへ登ってみる気になったのか。
今となっては不思議。観光名所でもないし歩いて登るしかないのに。
バカだったんでしょうな。今でも?



19850314_落石岬.jpg
落石(おちいし)岬灯台

落石岬は平らな台地状になっているので岬っぽくはないですが
灯台の向こうは40mぐらいの崖になっています。
崖から海を眺めているとアザラシの頭が見えたりして、好きな場所です。
車でこれないので非常に静かな場所。


19850314_落石の林.jpg
落石岬に行くには車を置いて、林の中の道を歩いて行きます
ムーミン(アニメじゃなくて原作のほう)が見ていた風景って
こんな感じかも、と思います。
人ギライにお勧めw。

ペシ岬:1985年8月
落石岬:1985年3月





nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

はじめての北海道 その2 [旅行記]

まあ前回書いたような感じで大阪から延べ3日かけて北海道の東の方まで来た。
ここまで来た目的はエトピリカという鳥を見るため。
目指すは霧多布(キリタップ)岬。

国鉄の浜中駅前には列車と連絡しているバスが待っていて、客を乗せると即出発。
20分ぐらい走って霧多布の市街地へ。

そこから30分ぐらい歩いて霧多布キャンプ場である。
キャンプ主体なのでテントその他キャンプ道具プラス、
カメラ、三脚、望遠鏡など全部で30kgぐらい背負って歩いた。

若かったよ。

初めての北海道、初めての霧多布は、それはそれは美しい
地上の天国じゃあ、と思ったね。

というのは、大げさにしても非常に好印象だったのはたしかである。
この日のインパクトのせいか、このあと数え切れないぐらい再訪することになる。

霧多布(湯沸)岬。美しいのだが寂しくもある。
19820713_霧多布岬を望む.jpg

霧多布岬の灯台。お花畑と深い青い海。
ちなみに映画ハナミズキの灯台である。映画のように上に登ることはできません。
19820713_霧多布岬.jpg

当時は陸の近くに繁殖地があったので300mmレンズで下のような写真が撮れた。
これが巣に帰ってきたエトピリカ。
トリミング無しである。もっと良い機材と腕があればなあ。
今は機材は良くなったが鳥がいなくなった。皮肉なものだ。
19820714_エトピリカ_湯沸岬.jpg
撮影は1982年7月13~14日。

今ならわかるけど、7月中旬で天気の良いのはかなりラッキーだった。
例年6~7月は天候不順な上に非常に霧の多い土地なのである。

初めての日が晴れじゃなかったら、その後のわしの人生変わってたかも。

と、しみじみ思ったりして


nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

はじめての北海道 [旅行記]

1982年の写真を発掘中。

当時大学生だった私は生物研究会というサークルに所属していた。
研究会というと学研的だが、半分以上の活動はハイキングとかキャンプとか
ようするにアウトドアでごそごそする会だったのである
(もちろん”ちゃんと”研究もしていた;人もいる)

夏休みは北海道に遠征。

国鉄(JRじゃない)の北海道ワイド周遊券というたいへんお得な切符があり
これをフルに活用する。どれぐらいお徳かというと
有効期間20日で道内は特急含め乗り放題。
これが学生の小遣いぐらいで買えたのだ。

30年前は今よりずっと路線があったので、
現在からは想像できないお得さである。
定価35800円
これを学割で買うので2割引の28640円

北海道までは特急を使うと別途特急券を買う必要があるので、急行に乗る。
大阪から青森まで直通の北国という列車があったのだ。


19820711_急行北国_大阪駅.jpg
大阪駅に入線した北国号。寝台車も連結しているが寝台券は高いのでもちろん垂直椅子席。
大阪を22時台に発車して日本海側を延々北上し、翌日の夜に青森に着く。24時間以上かかる。


19820713_札幌駅_特急おおぞら.jpg
夜に青森に着いたら青函連絡船に乗り換え(当時はトンネルは無かった)
早朝函館に着き、特急に乗って朝8時ごろ札幌に着く。
札幌で休む間もなくすぐ特急おおぞらに乗り換え。写真は札幌駅のおおぞら。


19820713_浜中駅.jpg
おおぞらで釧路に着いたらまた乗り換え。
午後3時ごろやっと最初の目的地、浜中に到着。写真は浜中駅。
現在の駅前の寂しさからは信じられないが、当時は有人駅だったのだ。
古い木造駅舎は取り壊されて今は無い。

つづく
nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

霧の中の馬達 [旅行記]

霧の中にたたずむ馬です。
IMG_8665.JPG

曇りだし、夕方だし、霧だし、で本当はかなり暗いんです。
どうしてもね、明るく写っちゃうんだけど
カメラが露出を調整するから

目で見た感じは下の写真ぐらいかな
IMG_8666.JPG
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

霧多布湿原にて [旅行記]

本日は雨は止んだものの相変わらずの曇り空。
気温は若干上がって、それでも最高13℃。

霧多布湿原。杭に止まっているのは昨日も紹介したオオジシギ
この写真だと茶色が多くて、早春の写真みたいですね。
IMG_8612.JPG

場所によっては季節の進行を感じるところも。
白いのはワタスゲです。
IMG_8611.JPG

ワタスゲを大きく撮るとこんな感じ。
白い毛は種子の一部だそうです。
今朝までの雨のせいか、べたっとなってますが。ぬれた犬みたい?
IMG_8647.JPG

草原にいっぱいいるノビタキ
背景の白い点々はワタスゲです
IMG_8637.JPG




nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

霧多布湿原の夕景など [旅行記]

3月末に行った北海道旅行の4日目の後半である。
野付半島をうろうろしてから再び霧多布に戻る。

トビ。きれいに撮れた
撮ったのは走古丹(はしりこたん)の港。といっても誰も知らないだろうが。
IMG_6977.JPG

今回借りた車。カローラである。相変わらずフニャフニャだな。トヨタ車って。
IMG_6987.JPG

霧多布(きりたっぷ)湿原は釧路湿原のようにメジャーじゃないけど、
広すぎなくて全容がつかみやすい、お手ごろな広さの湿原です。
とはいっても、本州の感覚からしたらすごく広いんだけどさ。

写真は琵琶瀬(びわせ)展望台という場所から見下ろしたところ
IMG_7006.JPG

これは湿原レベルから見た風景。湿原センターのすぐ横です。
IMG_6994.JPG

これが、今回の旅行の、というか今年のベストショットですね。
湿原の木にたたずむ、たぶんオジロワシ
見つけたのは奥さん。エライ。
IMG_7025.JPG

木道に夕日が
IMG_7027.JPG

夕日が落ちて、今日の日もさようなら。
IMG_7028.JPG

nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

まだ続く~オジロワシとか [旅行記]

三月末に行った北海道の写真がまだあるので続き

旅行4日目。野付半島のほうへ行ってみました。
これは斜里岳かなあ。自信ない。
IMG_6898.JPG

野付半島の入り口付近はこんなかんじ。背景は国後島。
IMG_6892.JPG

電柱の上にボヘーっとオジロワシ。若いな。
IMG_6903.JPG

そこへ成鳥が飛んできて蹴っ飛ばした。
追われるほうが、なんかみじめ。
IMG_6907.JPG

なんか知床っぽい風景ですね。知床じゃないけど。
これもオジロワシ。
IMG_6955.JPG
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

初春の風連湖 [旅行記]

北海道旅行3日目。
道の駅 『スワン44ねむろ』で昼食。

写真は道の駅から見た風連湖。海とつながっている汽水湖です。
こういう風景が左右150度ぐらいの視界で広がっていますが、
それでも風連湖のごくごく一部です。
写真に撮るのはとっくにあきらめました。
この広さ感はお茶の間には伝わりませんもん。
IMG_6744.JPG

水の中の白い点はオオハクチョウ
IMG_6740.JPG

氷の溶けたところになにやらハクチョウが集まってますね。
IMG_6742.JPG

これは風連湖が海とつながっている付近の写真。
オオハクチョウのいるのは海です。
背景の白い山は国後島。ここからだと知床岬より国後のほうが(ずっと)近い。
IMG_6793.JPG
2011/3/27撮影




nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

熊牛原野に陽は落ちて [旅行記]

根室のほうに熊牛って地名がある。(十勝のほうにもあるみたいだ)

たぶん『クマウシ』に近い発音のアイヌ語からとった地名だと思うんだけど
熊と牛しかいないから?と思うような原野にあるのでぴったりの当て字だなあと。
あんまりな気もするが・・・

ところで道東ではエゾシカが増えすぎて、
夕方ともなると道路の近くにもうろうろして危険なのである。
車と当たれば鹿は死ぬけど車も大打撃ですからね。

こんな風景はあちこちに
IMG_6598.JPG

角の大きなオスは絵になるなあ
IMG_6602.JPG

夕焼け空が美しい。
牧場があるので『原野』ではないけどね。
(ほんものの原野なんて北海道にもほとんどない)
IMG_6606.JPG

すべてEOS7D + sigma 50-500mm
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー