男波、女波 伊良湖岬 [旅行記]
愛知県の渥美半島突端、伊良湖岬は、バードウォッチャーの間では
鷹の渡りを見る場所として有名です。
ここにあげた二枚の写真はどちらも同じ日、ほぼ同じ時刻に
伊良湖岬から撮影したもの。
岬の両側で、こうも違うのかというぐらい様相の違う海です。
男波、女波(おなみ、めなみ)という言葉がありますが
そんなことを思い出させますね。
伊良湖岬から南のほうを見ると、雲の間から射し込む日差しに海面がキラキラ
北西の伊勢湾側は波が高く翻弄される漁船が見えます。
港に帰ってくるところでしょうか。
どちらも1985年10月14日
鷹の渡りを見る場所として有名です。
ここにあげた二枚の写真はどちらも同じ日、ほぼ同じ時刻に
伊良湖岬から撮影したもの。
岬の両側で、こうも違うのかというぐらい様相の違う海です。
男波、女波(おなみ、めなみ)という言葉がありますが
そんなことを思い出させますね。
伊良湖岬から南のほうを見ると、雲の間から射し込む日差しに海面がキラキラ
北西の伊勢湾側は波が高く翻弄される漁船が見えます。
港に帰ってくるところでしょうか。
どちらも1985年10月14日
北海道 灯台いろいろ [旅行記]
いつものことですが、毎回なんの脈絡も無い内容ですいません。
読んでくださる方がいるのが不思議です ←自分で言うな
古い写真から
利尻島、ペシ岬灯台
下を行くのは東日本海フェリーかな
フェリーと灯台の大きさの比較から、灯台が高いところにあるのがわかります。
地図で調べたら海抜60mぐらい。
ところで、どうしてこんなところへ登ってみる気になったのか。
今となっては不思議。観光名所でもないし歩いて登るしかないのに。
バカだったんでしょうな。今でも?
落石(おちいし)岬灯台
落石岬は平らな台地状になっているので岬っぽくはないですが
灯台の向こうは40mぐらいの崖になっています。
崖から海を眺めているとアザラシの頭が見えたりして、好きな場所です。
車でこれないので非常に静かな場所。
落石岬に行くには車を置いて、林の中の道を歩いて行きます
ムーミン(アニメじゃなくて原作のほう)が見ていた風景って
こんな感じかも、と思います。
人ギライにお勧めw。
ペシ岬:1985年8月
落石岬:1985年3月
読んでくださる方がいるのが不思議です ←自分で言うな
古い写真から
利尻島、ペシ岬灯台
下を行くのは東日本海フェリーかな
フェリーと灯台の大きさの比較から、灯台が高いところにあるのがわかります。
地図で調べたら海抜60mぐらい。
ところで、どうしてこんなところへ登ってみる気になったのか。
今となっては不思議。観光名所でもないし歩いて登るしかないのに。
バカだったんでしょうな。今でも?
落石(おちいし)岬灯台
落石岬は平らな台地状になっているので岬っぽくはないですが
灯台の向こうは40mぐらいの崖になっています。
崖から海を眺めているとアザラシの頭が見えたりして、好きな場所です。
車でこれないので非常に静かな場所。
落石岬に行くには車を置いて、林の中の道を歩いて行きます
ムーミン(アニメじゃなくて原作のほう)が見ていた風景って
こんな感じかも、と思います。
人ギライにお勧めw。
ペシ岬:1985年8月
落石岬:1985年3月
はじめての北海道 その2 [旅行記]
まあ前回書いたような感じで大阪から延べ3日かけて北海道の東の方まで来た。
ここまで来た目的はエトピリカという鳥を見るため。
目指すは霧多布(キリタップ)岬。
国鉄の浜中駅前には列車と連絡しているバスが待っていて、客を乗せると即出発。
20分ぐらい走って霧多布の市街地へ。
そこから30分ぐらい歩いて霧多布キャンプ場である。
キャンプ主体なのでテントその他キャンプ道具プラス、
カメラ、三脚、望遠鏡など全部で30kgぐらい背負って歩いた。
若かったよ。
初めての北海道、初めての霧多布は、それはそれは美しい
地上の天国じゃあ、と思ったね。
というのは、大げさにしても非常に好印象だったのはたしかである。
この日のインパクトのせいか、このあと数え切れないぐらい再訪することになる。
霧多布(湯沸)岬。美しいのだが寂しくもある。
霧多布岬の灯台。お花畑と深い青い海。
ちなみに映画ハナミズキの灯台である。映画のように上に登ることはできません。
当時は陸の近くに繁殖地があったので300mmレンズで下のような写真が撮れた。
これが巣に帰ってきたエトピリカ。
トリミング無しである。もっと良い機材と腕があればなあ。
今は機材は良くなったが鳥がいなくなった。皮肉なものだ。
撮影は1982年7月13~14日。
今ならわかるけど、7月中旬で天気の良いのはかなりラッキーだった。
例年6~7月は天候不順な上に非常に霧の多い土地なのである。
初めての日が晴れじゃなかったら、その後のわしの人生変わってたかも。
と、しみじみ思ったりして
ここまで来た目的はエトピリカという鳥を見るため。
目指すは霧多布(キリタップ)岬。
国鉄の浜中駅前には列車と連絡しているバスが待っていて、客を乗せると即出発。
20分ぐらい走って霧多布の市街地へ。
そこから30分ぐらい歩いて霧多布キャンプ場である。
キャンプ主体なのでテントその他キャンプ道具プラス、
カメラ、三脚、望遠鏡など全部で30kgぐらい背負って歩いた。
若かったよ。
初めての北海道、初めての霧多布は、それはそれは美しい
地上の天国じゃあ、と思ったね。
というのは、大げさにしても非常に好印象だったのはたしかである。
この日のインパクトのせいか、このあと数え切れないぐらい再訪することになる。
霧多布(湯沸)岬。美しいのだが寂しくもある。
霧多布岬の灯台。お花畑と深い青い海。
ちなみに映画ハナミズキの灯台である。映画のように上に登ることはできません。
当時は陸の近くに繁殖地があったので300mmレンズで下のような写真が撮れた。
これが巣に帰ってきたエトピリカ。
トリミング無しである。もっと良い機材と腕があればなあ。
今は機材は良くなったが鳥がいなくなった。皮肉なものだ。
撮影は1982年7月13~14日。
今ならわかるけど、7月中旬で天気の良いのはかなりラッキーだった。
例年6~7月は天候不順な上に非常に霧の多い土地なのである。
初めての日が晴れじゃなかったら、その後のわしの人生変わってたかも。
と、しみじみ思ったりして
はじめての北海道 [旅行記]
1982年の写真を発掘中。
当時大学生だった私は生物研究会というサークルに所属していた。
研究会というと学研的だが、半分以上の活動はハイキングとかキャンプとか
ようするにアウトドアでごそごそする会だったのである
(もちろん”ちゃんと”研究もしていた;人もいる)
夏休みは北海道に遠征。
国鉄(JRじゃない)の北海道ワイド周遊券というたいへんお得な切符があり
これをフルに活用する。どれぐらいお徳かというと
有効期間20日で道内は特急含め乗り放題。
これが学生の小遣いぐらいで買えたのだ。
30年前は今よりずっと路線があったので、
現在からは想像できないお得さである。
定価35800円
これを学割で買うので2割引の28640円
北海道までは特急を使うと別途特急券を買う必要があるので、急行に乗る。
大阪から青森まで直通の北国という列車があったのだ。
大阪駅に入線した北国号。寝台車も連結しているが寝台券は高いのでもちろん垂直椅子席。
大阪を22時台に発車して日本海側を延々北上し、翌日の夜に青森に着く。24時間以上かかる。
夜に青森に着いたら青函連絡船に乗り換え(当時はトンネルは無かった)
早朝函館に着き、特急に乗って朝8時ごろ札幌に着く。
札幌で休む間もなくすぐ特急おおぞらに乗り換え。写真は札幌駅のおおぞら。
おおぞらで釧路に着いたらまた乗り換え。
午後3時ごろやっと最初の目的地、浜中に到着。写真は浜中駅。
現在の駅前の寂しさからは信じられないが、当時は有人駅だったのだ。
古い木造駅舎は取り壊されて今は無い。
つづく
当時大学生だった私は生物研究会というサークルに所属していた。
研究会というと学研的だが、半分以上の活動はハイキングとかキャンプとか
ようするにアウトドアでごそごそする会だったのである
(もちろん”ちゃんと”研究もしていた;人もいる)
夏休みは北海道に遠征。
国鉄(JRじゃない)の北海道ワイド周遊券というたいへんお得な切符があり
これをフルに活用する。どれぐらいお徳かというと
有効期間20日で道内は特急含め乗り放題。
これが学生の小遣いぐらいで買えたのだ。
30年前は今よりずっと路線があったので、
現在からは想像できないお得さである。
定価35800円
これを学割で買うので2割引の28640円
北海道までは特急を使うと別途特急券を買う必要があるので、急行に乗る。
大阪から青森まで直通の北国という列車があったのだ。
大阪駅に入線した北国号。寝台車も連結しているが寝台券は高いのでもちろん垂直椅子席。
大阪を22時台に発車して日本海側を延々北上し、翌日の夜に青森に着く。24時間以上かかる。
夜に青森に着いたら青函連絡船に乗り換え(当時はトンネルは無かった)
早朝函館に着き、特急に乗って朝8時ごろ札幌に着く。
札幌で休む間もなくすぐ特急おおぞらに乗り換え。写真は札幌駅のおおぞら。
おおぞらで釧路に着いたらまた乗り換え。
午後3時ごろやっと最初の目的地、浜中に到着。写真は浜中駅。
現在の駅前の寂しさからは信じられないが、当時は有人駅だったのだ。
古い木造駅舎は取り壊されて今は無い。
つづく
霧の中の馬達 [旅行記]
霧の中にたたずむ馬です。
曇りだし、夕方だし、霧だし、で本当はかなり暗いんです。
どうしてもね、明るく写っちゃうんだけど
カメラが露出を調整するから
目で見た感じは下の写真ぐらいかな
曇りだし、夕方だし、霧だし、で本当はかなり暗いんです。
どうしてもね、明るく写っちゃうんだけど
カメラが露出を調整するから
目で見た感じは下の写真ぐらいかな
霧多布湿原にて [旅行記]
本日は雨は止んだものの相変わらずの曇り空。
気温は若干上がって、それでも最高13℃。
霧多布湿原。杭に止まっているのは昨日も紹介したオオジシギ
この写真だと茶色が多くて、早春の写真みたいですね。
場所によっては季節の進行を感じるところも。
白いのはワタスゲです。
ワタスゲを大きく撮るとこんな感じ。
白い毛は種子の一部だそうです。
今朝までの雨のせいか、べたっとなってますが。ぬれた犬みたい?
草原にいっぱいいるノビタキ
背景の白い点々はワタスゲです
気温は若干上がって、それでも最高13℃。
霧多布湿原。杭に止まっているのは昨日も紹介したオオジシギ
この写真だと茶色が多くて、早春の写真みたいですね。
場所によっては季節の進行を感じるところも。
白いのはワタスゲです。
ワタスゲを大きく撮るとこんな感じ。
白い毛は種子の一部だそうです。
今朝までの雨のせいか、べたっとなってますが。ぬれた犬みたい?
草原にいっぱいいるノビタキ
背景の白い点々はワタスゲです
霧多布湿原の夕景など [旅行記]
3月末に行った北海道旅行の4日目の後半である。
野付半島をうろうろしてから再び霧多布に戻る。
トビ。きれいに撮れた
撮ったのは走古丹(はしりこたん)の港。といっても誰も知らないだろうが。
今回借りた車。カローラである。相変わらずフニャフニャだな。トヨタ車って。
霧多布(きりたっぷ)湿原は釧路湿原のようにメジャーじゃないけど、
広すぎなくて全容がつかみやすい、お手ごろな広さの湿原です。
とはいっても、本州の感覚からしたらすごく広いんだけどさ。
写真は琵琶瀬(びわせ)展望台という場所から見下ろしたところ
これは湿原レベルから見た風景。湿原センターのすぐ横です。
これが、今回の旅行の、というか今年のベストショットですね。
湿原の木にたたずむ、たぶんオジロワシ
見つけたのは奥さん。エライ。
木道に夕日が
夕日が落ちて、今日の日もさようなら。
野付半島をうろうろしてから再び霧多布に戻る。
トビ。きれいに撮れた
撮ったのは走古丹(はしりこたん)の港。といっても誰も知らないだろうが。
今回借りた車。カローラである。相変わらずフニャフニャだな。トヨタ車って。
霧多布(きりたっぷ)湿原は釧路湿原のようにメジャーじゃないけど、
広すぎなくて全容がつかみやすい、お手ごろな広さの湿原です。
とはいっても、本州の感覚からしたらすごく広いんだけどさ。
写真は琵琶瀬(びわせ)展望台という場所から見下ろしたところ
これは湿原レベルから見た風景。湿原センターのすぐ横です。
これが、今回の旅行の、というか今年のベストショットですね。
湿原の木にたたずむ、たぶんオジロワシ
見つけたのは奥さん。エライ。
木道に夕日が
夕日が落ちて、今日の日もさようなら。
まだ続く~オジロワシとか [旅行記]
三月末に行った北海道の写真がまだあるので続き
旅行4日目。野付半島のほうへ行ってみました。
これは斜里岳かなあ。自信ない。
野付半島の入り口付近はこんなかんじ。背景は国後島。
電柱の上にボヘーっとオジロワシ。若いな。
そこへ成鳥が飛んできて蹴っ飛ばした。
追われるほうが、なんかみじめ。
なんか知床っぽい風景ですね。知床じゃないけど。
これもオジロワシ。
旅行4日目。野付半島のほうへ行ってみました。
これは斜里岳かなあ。自信ない。
野付半島の入り口付近はこんなかんじ。背景は国後島。
電柱の上にボヘーっとオジロワシ。若いな。
そこへ成鳥が飛んできて蹴っ飛ばした。
追われるほうが、なんかみじめ。
なんか知床っぽい風景ですね。知床じゃないけど。
これもオジロワシ。
初春の風連湖 [旅行記]
北海道旅行3日目。
道の駅 『スワン44ねむろ』で昼食。
写真は道の駅から見た風連湖。海とつながっている汽水湖です。
こういう風景が左右150度ぐらいの視界で広がっていますが、
それでも風連湖のごくごく一部です。
写真に撮るのはとっくにあきらめました。
この広さ感はお茶の間には伝わりませんもん。
水の中の白い点はオオハクチョウ
氷の溶けたところになにやらハクチョウが集まってますね。
これは風連湖が海とつながっている付近の写真。
オオハクチョウのいるのは海です。
背景の白い山は国後島。ここからだと知床岬より国後のほうが(ずっと)近い。
2011/3/27撮影
道の駅 『スワン44ねむろ』で昼食。
写真は道の駅から見た風連湖。海とつながっている汽水湖です。
こういう風景が左右150度ぐらいの視界で広がっていますが、
それでも風連湖のごくごく一部です。
写真に撮るのはとっくにあきらめました。
この広さ感はお茶の間には伝わりませんもん。
水の中の白い点はオオハクチョウ
氷の溶けたところになにやらハクチョウが集まってますね。
これは風連湖が海とつながっている付近の写真。
オオハクチョウのいるのは海です。
背景の白い山は国後島。ここからだと知床岬より国後のほうが(ずっと)近い。
2011/3/27撮影
熊牛原野に陽は落ちて [旅行記]
根室のほうに熊牛って地名がある。(十勝のほうにもあるみたいだ)
たぶん『クマウシ』に近い発音のアイヌ語からとった地名だと思うんだけど
熊と牛しかいないから?と思うような原野にあるのでぴったりの当て字だなあと。
あんまりな気もするが・・・
ところで道東ではエゾシカが増えすぎて、
夕方ともなると道路の近くにもうろうろして危険なのである。
車と当たれば鹿は死ぬけど車も大打撃ですからね。
こんな風景はあちこちに
角の大きなオスは絵になるなあ
夕焼け空が美しい。
牧場があるので『原野』ではないけどね。
(ほんものの原野なんて北海道にもほとんどない)
すべてEOS7D + sigma 50-500mm
たぶん『クマウシ』に近い発音のアイヌ語からとった地名だと思うんだけど
熊と牛しかいないから?と思うような原野にあるのでぴったりの当て字だなあと。
あんまりな気もするが・・・
ところで道東ではエゾシカが増えすぎて、
夕方ともなると道路の近くにもうろうろして危険なのである。
車と当たれば鹿は死ぬけど車も大打撃ですからね。
こんな風景はあちこちに
角の大きなオスは絵になるなあ
夕焼け空が美しい。
牧場があるので『原野』ではないけどね。
(ほんものの原野なんて北海道にもほとんどない)
すべてEOS7D + sigma 50-500mm