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機龍警察 あるいは 電子書籍の価格について [本]

 話題としては少々古いので恐縮だが、
2011年発表の月村 了衛:『機龍警察 自爆条項』という小説が
たいそう面白いという評判なので読んでみたくなった。

調べると一応シリーズものになっているようなのだ。
シリーズ3作目のようである。

 私は律儀なのでw まあ、じゃあやっぱり最初からね、と思って
第一作の『機龍警察』を入手して読んだが、これもたいそう面白い。
おぬぬめ。

「大人のハードボイルドなパトレイバー」と言うと乱暴ですが、
犯人側も警察側もレイバーみたいなのが暴れる話で、
でもって警察小説である。

のあちゃんのようなのーてんきな人は出てきません。

機龍警察の話は以上でおしまい。
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 さて、今回はkindle版で購入。
文庫だと¥756、kindleだと¥650
 電子書籍版は紙の本より安いものが多いけれど、変わらないものもある。
この点について、みなさんはどうお考えでしょう。

あり得る意見としては
 1)印刷・製本・流通コストがかかっていないので安くて当然
 2)読書体験としては(ほぼ)同質なのだから、(ほぼ)同じ値段で当然
の二つがあると思う。私もそう思ってたけど第3の意見を思いついた。

 3)わざわざ電子データ化してダウンロードできるようにしてやってるのだから高くて当然
・・・どうでしょう。

ま、安く読むだけなら公共図書館に頼れ、というミもフタもない結論もある。
だが図書館には所有する喜びはない。
じゃあ電子書籍に所有する喜びは・・・希薄だなあ

そのぶん安くしてほしいね、やはり。持つ喜び代。


機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 月村 了衛
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/03/19
  • メディア: 文庫



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